子連れスケコマシ 21

冬の土曜日
郵便が来ていました。まだ早いので、昨日の分ですね。

マコト
「どうせエアだろ?」


ラブレターでした。

マコト
「セラさん? 2度も野菜泥棒をした家の奥さんだろ?
 なんか裏がある? 俺、恨まれてる?」

マコトはセレブスターレベルを上げる事しか、考えていないようです。

マコト
「あぁごめん。腹減ったよな?」

腰まで雪に埋もれたままのおチビさんにミルクです。

マコト
「どこかに連れて行くべきなんだろうけどさー」


マコト
「せっかく雪が積もったんだしさぁ」

自主的に遊んでおります。

マコト
「これはこれで楽しいんだよな」

今日の分の郵便が来ました。
マコトが邪魔だったようです。ぐるりと移動しましたw

マコト
「お前もそこは邪魔」

雪の中、ハイハイで移動するおチビさん。
雪で歩けないのか?

抱っこしただけでした。

そしてまたポストを開けました。
『郵便物を取る』とあっても、なにも来ていませんでした。

違うものが出ているかな? と委託販売店に来てみました。
あれ? 上着の下は運動着だった?

マコト
「なんか、新しいものある?」

なにもありませんでした。
もう少し日数を開けないとダメか。

おチビさんは、室内で人形と遊べて嬉しいよねぇ。

マコト
「ここはトイレしかないからな。帰るぞ」

そして家(更地)。

あれま。委託販売店で上着は脱いでしまいましたが、そのままか。
今日は暖かいのかなぁ?

今日は土曜日です。
明日からは春ですから、イグルーが保つかどうか判りません。

クレ姉ちゃんを招待しましょう!

マコト
「クレ姉ちゃん、仕事は休みだよなぁ?」

来てくれるようです。

マコト
「クレ姉ちゃんが来る前に、新聞を片付けておこうか」

ちょっと待て!
雪、解けてないか?

うわっ! どんどん解けていく!
道理でマコトが運動着でいられるはずだ。

ルク姉ちゃんが来てくれました。

雪だるまがみんな首をかしげていますよ。
急がないと……。

イグルーもヤバい。

ムードも何もないですが、イグルー使ってください。
明日はないんだよ!



テント同様、派手に飛び上がりますw

何とか保ってくれましたねw

さて、もう用はない(酷)。


花束でも贈っておきましょうか。

ルク姉ちゃんから貰った花ですけどね。


ルク姉ちゃん、売られた方がマシだろうなぁ。

そして帰っていただきます。
ごめんね。

ムードも何もないからさぁ。

マコト
「はいはい。おむつ、な?」

あれ? クレ姉ちゃんはイグルーに入って行きました。
いつ崩れるか、判らないよ?
雪だるまはますますヘタレてますし。

くつろいでいただけるのなら、それでいいですけどね。

おチビさんは、おむつ替え。

マコト
「さて、チャイを飲みに行きたいんだが、雪がないなら近くでいいか」

隣のプールに行きました。

マコト
「いけね。チビ助にミルクやるのを忘れてた」

ミルクを渡して、戻るようです。

ギターを聞きに戻ったんじゃないのか。
テオドラ・ジェーン嬢は初対面でしたっけ?

4時間トレーニングの『チャンス』が出ました。
お受けしましょう。

マコト
「さて、帰るか」

まだ時間は早いのですが、おチビさんは出先で眠くなってしまうだろうから、です。

雪は消えたから安心、と思ったんですが、また降ってきました。
なごり雪ですか。

マコト
「眠いか。でもまだ寝ないだろ?」

背後のイグルーがゆがんできました。
雪だるまは既に溶けてしまったようです。

一瞬で溶けた!

マコト
「全部溶けちまったのに、これからまた雪が積もるのか?」

積もらないでしょうねぇ。

マコト
「雪が消えちまったんなら、落書きも消すか」

マコト
「泣いても駄目。どうにも出来ねぇよ」

マコト
「しょうがねぇなぁ。甘ったれ」

いや、甘やかしているのはマコト、君だ。

抱いていたのでは寝られません。
降ろしましょう。

ちょっかい出さないように、キックバッグで遊ばせました。

ダウンしました。
可哀想なんだけれども、仕方がない。

もう雪は積もらないだろうから、安心。








こら、起こすなよー!