幽霊と僕 14 終了!

幽霊さんの誕生日です。幽霊も年を取るんですねぇ。

マコトが若年になって、幽霊さんと同年代になってしまったので、
幽霊さんは『大人』でやるべきだった、と思っていたのですが、
幽霊さんが『大人』から『老齢』になってしまっても困るので、これでよかったのかも。


強制誕生日待ちですから、マコトは種探し。
ついでに花も拾います。

『特別な種』がありました。
いい加減、当たって欲しい。

マコト
「卒業式だぁ? どうでもいいよ」

請求書の支払いは、§79-

マコト
「さてさて。1つしか見つからなかったんだが、どうかな?」

マコト
「やったぁ。ついに見つけたぞ」

そんなに見つかりにくいものではない筈ですけどね。

マコト
「早速植えよう」

『太陽の光』も溜まっています。

コンポスター作動。

マコト
「2、3回やれば、収穫出来るかな?」

でも『ヒマワリ』は1つしかないので、『太陽の光』が溜まるのも時間がかかります。

マコト
「卒業式も強制かよ」

マコト
「いいよ。お化けオバサンは身内じゃねぇし。幽霊に来られても周りが驚くだけだし」

ついてこようとする幽霊さんをキャンセルしました。

見送った後、幽霊さんは、小屋に戻りました。

市役所です。

卒業するクラスメートは少ないですが、1人ではありませんでしたね。


最優秀の学位を得て、『卒業生総代』です。
『一番逮捕されそう』は、まぁその通りでしょうねw

行くよー。

卒業証書、ぽーい。

何でか向こうの彼と、シンクロ。

マコト
「腹減った。さぁ帰ろう」

マコト
「あれ? 来てたの? 来るなって言ったのに」

幽霊さんが来ていました。
でもこれでずっとついていたムード『頭がヘンになりそう』は、消えましたね。

マコト
「お化けオバサンなんか知らねぇよ。勝手に来たんだから勝手に帰れ。
 俺はバイクで帰るぜ」

お腹は空いているんですが、その他いろいろ黄色いので、チャイでドーピング。

マコト
「おかえり。飯は出しておいたから、勝手に食って」

『マキアベリ的なタマゴ』です。

マコト
「あぁまた腐ったかぁ」

タブキャストは『論理学』。
もう少しなんだけど、レベル10には届かないかも。

マコト
「そろそろ先の事を考えないといけないんだけどさ。お化けオバサン、
 亭主とか、子どもとか居るんじゃないの? 電話してあげようか?」

マコト
「あぁ、亭主は再婚してるのかぁ。そりゃ電話も出来ねぇな。
 子どもは?」

カメラが引きました。

幽霊さんの強制誕生日です。

キラキラ来ました。

へんし~ん。

髪が変わってしまったので直しましたが、後はどう直したらよいのやら。
そのままです。

マコト
「で、子どもは? え? 子供に迷惑はかけられない?
 まぁいろいろ事情はあると思うけどさ」

マコト
「子どもって、そんな薄情じゃないでしょ?
 母親が生き返ったら、喜ぶと思うけどなぁ」

現在、マコトと幽霊さんの関係は、『親友』です。
長かったぁ。

まだ『生命の果実』は収穫出来ないので、拾った種も植えましょうか。

夜中ですが、テンション高いです。

コンポスター作動。
まだ『生命の果実』は収穫出来ない。

マコト
「お化けオバサン。飯出したよー」

マコト
「『生命の果実』が収穫出来たら、『神々の食事』は作れちまうぜ。
 お化けオバサン、どうすんだよ」

マコト
「え? この間まで赤ちゃんだったのに、もうすっかり大人ね、って。
 俺がこの小屋に来た時は小学生だよ。赤ん坊だった訳じゃねぇだろ」

マコト
「でもまぁ、長い付き合いになっちまったな」

今日の花代は、§53-


盗んだ市役所の立派な像は、§1,413-

マコト
「なんか気分悪いな、と思ってたら、カウンターが汚れていたのか」

お皿を片付けます。

カメを取り出して遊び始めるマコト。

マコト
「なんで噛むんだよー」

幽霊さんは、寝ました。

そしてついに『生命の果実』が収穫出来るようになりました。

マコト
「長かったなぁ。手こずらせてくれたよ」

では『神々の食事』を作りましょうか。
あれ? マコトはどこに行った?

幽霊さんの所に行っていました。

マコト
「なぁお化けオバサン。これから俺、『神々の食事』ってのを作るんだけどさ。
 それを食えば、生き返る事が出来るんだよ。食うだろ?」

マコト
「ちゃんと出来るといいんだけどな」

ペタペタ。

味見。ペロリ。

マコト
「さぁ焼くぞ」

マコト
「こんなにたっぷりあるのに、1人分だもんなぁ」

マコト
「出来た! あちち」

マコト
「大丈夫だよな?」

マコト
「お化けオバサン。出来たよ。食ってくれ」

マコトは、チャイです。
作った料理を食べちゃったらどうしようかと、ヒヤヒヤでした。
もう2回作れる分の材料はありますけどね。

マコト
「なんか妙に光ってね?」

マコト
「大丈夫かな? まぁ既に死んでるんだから、更に死ぬって事も……あるのか?」

マコト
「お茶ばっかりだ、って? うっせーな。早く食えよ」

マコト
「味はどう? 俺は食った事ないからさぁ」

幽霊さんが、立ち上がりました。

来た来たー!

びかびかびかー!!

幽霊さんが蘇生しました。

マコトは、幽霊さんより皿が気になっているようで……。

ぐるっと回って……。

取り上げた皿を洗うつもりのようです。
普通感激シーンとかになるんじゃないのか?

マコトが見ていないうちに、寝間着から普段着に着替えてもらいました。
やっぱり『大人』となって老けましたね。

マコト
「シンクが壊れたー!」

マコト
「うわぁぁぁぁ」

悠子「面白い子ね。この子は」

シンクは直しました。

マコト
「それでさぁ。俺、そろそろ帰らないといけないんだよ。
 思ってたより長くなっちまったし、ヤバいんだ」

マコト
「オバサンを1人にするのは心残りではあるんだけどさぁ」

マコト
「大丈夫だって? うん。この小屋はこのままにしとくし、ここに住んでもいいけど、
 子供が居るなら、帰った方がいいよ」

マコト
「余計なお世話か。んじゃあね。色々あったけど、楽しかったよ」

マコトは引っ越しの電話。

小屋の前にアイスクリームのワゴンが止まっていて、出発が見えませんでした。
気が付いたらもう家から遠く離れていましたよ。( ノД`)シクシク…。

山へ向かっていきます。

ヒドゥンスプリングスよ、さようなら。

バーナクルベイの北見邸です。
ラマさんが来ていますが……。

マコト
「ただいまーって、ヘンかな」

マコト
「オヤジ、居ない? 仕事か」


北見
「あぁマコト。帰ったのか」

マコト
「え? 母さん、死んだの?」

マコト「なんで知らせてくれなかった……って、俺が悪いのか」
北見 「いや、お前の居場所は知っていたし、どんな生活をしていたかも知っている
    学校はサボるかと思っていたが、きちんと通っていたし、総代で卒業したな。
    立派だった」
マコト「……だろうな(何をしてたって、見張られてるんだ)。
    でもだったら何で?」

北見 「お前には知らせるな、と言っていたからな」
マコト「お、俺、死者を生き返らせる事、出来るよ? やろうか?」
北見 「馬鹿な事を」

マコト「親父。俺、幽霊と一緒に住んでいたんだよ。知ってるんだろ?」
北見 「何の事だ? お前は子ども時代からずっと1人暮らしだったぞ?」
マコト「あの小屋に幽霊がいたんだよ。生き返らせて、帰ってきたんだ」
北見 「夢でも見たんじゃないのか?」
マコト「そんなぁ……」










マコト「あ、修理屋さんなら、僕が幽霊と暮らしていた事、知ってるよ」
北見 「あぁ修理屋には世話になったな。だがお前が1人だったと言っているよ」
マコト「嘘だ……」

マコトが幽霊さんと『いい友達』になった時点で、幽霊さんの『人間関係』は、マコトだけになっていました。
当然、ラマさんも『人間関係』から消えています。

北見 「たとえ出来たとしても、人間の摂理に反する事はしてはいけない。
    母さんはそんな事を望んでいないよ」



北見 「さて。母さんはいないし、この家は処分する。
    お前はもう大人なのだから、1人でやっていけ」
マコト「お、親父は?」
北見 「私の事は気にするな。まぁお前もその内、指令が出る。
    それまでの間は、のんびり過ごせ」
マコト「指令って何だよ」
北見 「それは、その時まで待て」



スキル
魅力 3/料理 10/釣り 10/ガーデニング 10/器用さ 10/論理学 9

前日所持金               §80,582-
………………………………………………………………………………………………………
収入
 花売却代金             §53-
 ビッグヤード・ドゥ―ド社の立派な像(市役所より)§1,413-

支出
 請求書              -§79-
………………………………………………………………………………………………………
本日最終所持金            §81,969-



マコトが留学中に、母親(養母)は亡くなっている為、生きていてもらう訳にはいきませんでした。

これでおしまい。
お付き合い、ありがとうございました。