子連れスケコマシ 04

夏の水曜日
マコト
「俺は寝る。もう寝る。相手してらんねぇ」




と、寝たんですが……。

起こされました。
夜中の3時、少し前です。

眠いようですが、白い吹き出しのベッドアイコンは、体力ゲージ黄色レベルです。
ベッドに入れれば寝るんでしょうが、ベッド無しのこの生活では寝られません。

マコト
「また起こされるだろうし、寝るのは無理だな。飯にすっかな」

マコトの『体力』は、半分よりちょっと右に回復。
『空腹』が黄色レベルです。

マコト
「肉は無理でも、魚くらい食いてぇなぁ」

生で食べたくはない玉ねぎとニンニクを焼きます。

本日(昨日か)の花代は§2,059-

マコト
「チビ助がこんな時間に起きてていいのかよ」

マコト
「あんまり旨そうじゃねぇなぁ」

眠くたって寝られないおチビさん。

マコト
「まだ寝ないのかよ。俺は寝るぞ」

お腹が一杯になってしまいましたからねぇ。
次に問題なのは『体力』なのです。

マコトは寝ました。

現在『花粉症』発症中で、『耐性シム』を付けたいところなのですが、
『不適切だがいい意味で』を先に買います。

起こされましたが、起こした本人はケロリとしています。

マコト
「てめぇ、ざっけんじゃねぇよ!」

そんなこと言われてもねぇ?

もう少しなんですが……。

マコト、また寝る気ですか?
起こされますよ?

ま、取りあえず、お休み。

ほら、泣いた。

マコト
「あぁー! もうっ!!」

マコト
「眠いなら黙って寝ろよ!」

マコト
「もう勘弁してくれよー」

新聞リサイクルする間も、ぐずり続けるおチビさん。

放っておいていいのに、抱き上げてしまうマコト。
酷い顔だ。

マコト
「なんだよ。抱っこされるのが嫌だってぇのか?」

マコト
「あ、悪りぃ。臭かったか」

マコトの吐く息が緑です。
やっぱりニンニクは、食べるのはやめよう。

マコト
「眠いのは判ってるけどさ。腹も減ってるだろ?」

『やっと寝たのに腹減りで起きる』のを阻止する為です。

マコト
「あぁもうっ! いい加減にしてくれよぉ」

マコト
「お?」

ダウンしました。

マコト
「やっと寝てくれたぜ。俺ももうちょっと寝るよ」

もう朝の7時半なんですけれどね。

マコトの方が先に起きました。

マコト
「やっと寝られたけど、夏のテントはたまんねぇな」

マコト
「今度は起きねぇ」

マコト
「朝飯は、ニンニクはやめよう」

マコト
「さて、火は消そう」

マコト
「出しっぱなしで、盗まれては困るしな」

新聞リサイクルをします。

マコト
「やっと起きやがったか。何時だと思っていやがるんだ、てめぇはよぉ」

午後です。

マコト
「文句を言っても仕方がないよな」

マコト
「ほれほれ。うりうりうり~」

『親友』になりました。

隣は『パラダイスプール』です。
シャワーとトイレがあるだろうと期待していたのですが、シャワーはないですね。

マコト
「ちょっとここで待っててな」

トイレだけでもあるならいいや、と思っていたのですが、
ここにもドリンクマシンがありました。
そういえば、海辺にある『海賊のプール』にも、ドリンクマシンはありましたっけ。

助かったぁ。

『人間関係』作りの為に、初対面の方はティーンだろうが自己紹介。

マコト
「お待たせ。お、おむつか?」

おむつ替え。
やっとこの画像が撮れた。

マコト
「腹減ったよな。ミルク飲んで待っててくれな」

ワヒネ家の脇です。

収穫出来るものは少ないですが、なにせ食べられるものが限られる。
トマトは歓迎しますが、ニンニクは要らないよ。

それにしてもこの町は、リンゴの木はないのか?
いえリンゴに限らず、果物なら何でもいいんだけれど。

マコト
「お待たせ。あんまり収穫はなかったなぁ」

今日は泣かずにタクシーに乗れました。

マコト
「そういえば、『話し方』が途中だったっけな」

マコト
「そうそう! なんだよ。喋れるじゃねぇか」

マコト
「そうだな。俺は絵画なんてさっぱり判んねぇけどな」






『話し方』をやっと教え終わりました。

マコト
「んで、お前、自分の名前言えるか? ダメか。
 誰かが教えなきゃ、自分の名前なんか判んねぇよな」