ニートですけどね 01

引越してきました
奥様の名前はリリア。ダンナ様の名前はカイル。
ハイスクールで出会った二人は、ごく普通に恋をし、ごく普通の結婚をしました。

でもただひとつ違っていたのは
ダンナ様はニートだったのです!

カイル「え? 今時普通でしょ? 働いたら負けとか言うよね?」

リリア「かまわないわよ。家の事してくれるなら、それでいいし」

4 プレイを開始したら、妻はすぐに就職すること

というルールなので、奥様には就職していただきます。
願望に出たのは『建築デザイナー』でした。却下

その後は何も出なかったので、教育とどちらにしようか迷いつつも、バリキャリ目指してビジネスに行ってもらいました。

立派な建物ですね。
『食事&契約ビジネスパーク』なんて、ヘンな名前ですけれど。

お茶汲み係からスタートです。

奥様がオフィスに向かっている間、ダンナ様は図書館へ。
魅力スキルを1付けたいのと、『料理スキルを覚える』願望の為に、料理本読書です。

表で待っていても出てこないのがオフィスでしたね。ブリッジポートと一緒だ。
大学マスコットのラマさんにメールを送る願望が出たので、メール。

『ソーシャルネットワークスキルを覚える』願望の為、ラマさんと上司とダンナ様にメールを送ります。

奥様も『魅力』スキルは付けてもらいたいので、図書館へ。
この町の住宅はシンプルで、違いはあまりないんだけれども、色合いがとっても可愛い。


ダンナ様もまだ図書館にいるのですが、別室。

『魅力』スキルが1付けばもういいです。
奥様は自宅に帰ります。

『家で仕事をする』願望が入っているので、ノートパソコンを購入。

パソコンは高いですから、お金が足りません。
二人の所持品に入っていたカメラを売却しました。

早速お仕事です。

願望クリア。

ダンナ様も料理スキルを覚えました。
(魅力スキルが先だったので、今頃)

そしてやっと、奥様からのメールを開きました。

カイル「二ヒヒヒ。僕、愛されてるなぁ」

『謎めいたメールは誰からでしょう?』って奥様の顔アイコン上げてるじゃないですか。
奥様は、ソーシャルネットワークスキルを上げたかっただけですよ。

キッチンの窓から、ダンナ様を乗せて帰って来たタクシーが見えます。
窓はもっと沢山つけたいのですが、お金がないのです。

カウチポテトのダンナ様の為に、テレビを買いました。
帰って来たダンナ様は、早速テレビを点けました。

際限なく働く奥様。

料理チャンネル『クッキングケーブル』に驚くダンナ様。

お腹が空いたので、ダンナ様は料理。

マカロニチーズですね。

カイル「指切った!」
リリア「マカロニと混ぜないでね」
カイル「いや、指切断まではいってないからっ! 指はあるからっ!」

お鍋にざばばばば。

ぐつぐつ。

ボウルにどばー。

料理スキルがレベル2になりました。
品質は勿論、『普通』。

カイル「奥さん。食べる? お腹空いたでしょ?」

リリア「頂くわ」

リリア「私は明日から仕事だから、家の事はお願いね」
カイル「おっけー」

カイル「今日はマカロニチーズだけど、料理もどんどん覚えるよ」
リリア「そう。お願いね」

カイル「僕、奥さんと結婚出来て嬉しいんだ。幸せだなぁ」
リリア「げほげほ」

仕事が気になっている奥様に、いやらしいハグをするダンナ様。

奥様が勤めだして、昇進してからのつもりだったのですが、
ダンナ様は『子供を持つ +4500』、奥様は『 カイルと子供を作る +4250』『子供を持つ +4500』の二つの願望を持っています。

若いうちに子作りしておきますか。
特に奥様の、願望欄を2つを埋められてしまっている状態は、厄介なので。

奥様の方が、子作りに積極的かな?

はいはい。ちょっと待ちなさいって。

実は、ダンナ様から仕掛けた『赤ちゃんを作ろうとする!』は、チャイムが鳴りませんでした。しかも3回連続不発。
仕方なく奥様から仕掛けた所、一回でチャイムが鳴りました。

4度目ともなればいい加減鳴るでしょうけれども、ダンナ様はヘタレ が確定しました。

さすがに疲れでダウンですよ。

翌朝。
先に起きたのはダンナ様でした。

トイレでスマホ弄りすんな、つうの。
落としてひび割れさせたし。

でもまだトイレから出ず、スマホ弄り。

二回目です。
普通この位置だったら、トイレにドボンだよねぇ。

ほら、奥様も起きたから、いい加減トイレを占領するのはやめてください。

奥様はシャワー。
あれ? 髪型が変わっちゃってるけど、いいか。

ダンナもトレッドヘアに変わってしまっていたので、それは直しましたが。

朝の4時です。
『墓地に行く』願望を出したので行かせました。時間が半端で暇ですからね。

願望はクリア。
道路の角地でフェンスもなく、きちんと手入れされた公園墓地という感じ。

かつてないほどオシャレな墓地じゃないですか、ここは。
夜中ではないから幽霊も出ないのでしょうけれど、全然気味悪さがないですよ。

さ、帰ろ。
生涯の幸福ポイントが欲しかっただけですから。

カイル「奥さん、どこに行ってたの」
リリア「墓地」
カイル「墓地? なんとまぁ物好きな」

カイル「お化け、出た?」
リリア「出なかったよ」

リリア「なに? お化け、怖いの?」
カイル「こ、怖くなんかないやい!」

ヒマなので、新聞を読む奥様。


カイル「何か、ニュースはある?」
リリア「『ウィルス逃亡、プレッツェルを要求』」

カイル「訳わからん」



リリア「この新聞、『今日のホットスポット』が載っていないわ」
カイル「へぇ~」

リリア「この町は、カラオケもパーティー倉庫もないのねぇ」
カイル「ふぅん。別にいいけど。興味ないし」
リリア「あっそ」

カイル「いくら初出勤だからって、そんなに張り切らなくても」

(洗い物はダンナ様の仕事です)

リリア「あれ? お腹痛いかも」

リリア「うぷっ」


げろげろげろ


カイル「どうしたの? マカロニチーズは別に傷んではなかったけど」
リリア「うん、初出勤だからって、ちょっと緊張しすぎたかもね」

リリア「行ってきます」
カイル「行ってらっしゃい」

リリア「うわー。お迎えの車、遠い~!!」

リリア「毎日走らされるの? 明日からもうちょっと家の近くまで来てくれないかしら」

リリア「ま、贅沢言っちゃいけないわね」

奥様が吐いていますから、トイレは汚れています。
せっせとお掃除をするダンナ様。

でも『メイドを雇う』なんて、身の程知らずな願望を出していましたよ。
却下だ。


カウチポテトですからテレビ好きですが、『クッキングケーブル』しか見ないダンナ様です。テレビでレシピを覚えるMODが入っています。

チャンス『おいしいクレープ』が来ました。

ついうっかり受けちゃったけれど、クレープのレシピはまだ覚えていないなぁ。
しかも『極上』なんて、無理ですね。

奥様の仕事が終わって、帰ってきました。
車はタトゥーサロンの前までしか来てくれないようです。

リリア「帰りもやっぱり走らされるんだぁ~?」

カイル「奥さん。具合悪いなら、仕事はやめとけば?」
リリア「うーん」

リリア「うぷっ」

カイル「吐いているのに、食べるの?」
リリア「だって、お腹はすくんだもの」

カイル「マカロニチーズじゃダメかな? リゾットとかの方がいいかな?」

仕事していても、うぷっ。

トイレに駆け込みます。
奥様のつわり、酷いな。でも『耐性シム』にはまだ遠い。

カイル「大丈夫かなぁ? マカロニチーズが体質に合わないとか?」

カイル「明日は違うものを作ろう」

画面が奥様に切り替わりました。

妊娠確定ですね。

いくら気温が低そうなオーロラスカイとはいえ、夏なのに冬の上着は嫌なので、お着がえしました。

ダンナ様に妊娠報告をします。
いや、それはいいけど、何故2x2マスしかないシャワールームで?

二の腕ポンポン。

親指を立てて、グッジョブ!

ハグ。

2人ともヘロヘロでしたので、その後まっすぐベッドでした。
おやすみなさい。



ベビーベッドを設置しておきます。
奥様がロッキングチェアを買う願望を出していたので、ついでに買いました。

これで残高は§1,624-