なよ竹のかぐや 55

61日目(木)夏/セレーネの誕生日
セレーネは朝の四時半にはもう絵を描いていました。
バート氏が起きてきたのは、その後。

この時点では、会話も何もしていませんが、バート氏が返り咲いていました。
てかセレーネ。汚いからお風呂入って来てよ。

ちなみにバート氏はこれ。
執事か? 執事なのか?

七時です。誕生日の告知が出ました。

木曜日でお祭りの日ですから、早くからパーティーをやってしまいましょう。

招待客は前回のバート氏の誕生日の時と同じゲスト。
男性優先なので、スージー嬢を呼ばずに済んで、ホッとしているプレイヤーです。

まだ朝ご飯の最中だというのに、もう来始めるゲスト。
オスカー君。君は絶対、セレーネの『恋愛対象』じゃないだろ?

次々とゲストが到着しています。
始めますか。

セレーネの後ろでガラガラを回しているのは、前執事のステイセー。

願い事をして……。

大口開けて、

ろうそくを吹き消します。

消えました。
(お願い! 変身来て!)

キラキラ、来た~!!

変身、行きまーす!
(てか前執事、変な格好だな)

サイコロ特質は、『天性の料理人』でした。
出来るのか? まともに料理してないだろ?

生涯の願望は『玉のこし狙い』一択です。

成長出来て良かったよー。嬉しいよー。
特質なんてどうでもいいよー。

変ってしまった髪型を戻しただけで、顔は勿論化粧も弄ってません。
服は「それ、フォーマルじゃない」だったので、変えました。

体系がちょっと太めなのが気になるんですが、いいやw

バート「ステイセーは、もう帰ったのか」

でもギリギリ、セレーネの成長を見てもらう事は出来ました。
幼児期に世話をしてもらった執事です。忙しいのに来てくれてありがとう。

バート氏がフリーウィルでバーカウンターに入ってくれました。
前回バート氏の誕生日パーティーでは、セレーネが頑張ってくれましたからね。

うーん。その出来はどうなんです?
半分、ダメでしょ?

突然、部屋が暗くなりました。

怪談ですか……。
怖がるスキップ君とトラビス君が可愛いじゃないか。

そろそろ帰り始めるゲストが出てきました。

上司もドン氏もジョージ氏も、なんでそんなに太っちゃったの。
スキップ君もトラビス君も、痩せてるとは言えないものなぁ。

あぁトリガー氏が凄く痩せて見えるよ。

スキップ君とトラビス君。
肌と髪の色がちょっと違うだけじゃないかぁ。

えっと、この間セレーネをデートに誘ったのは、どっちだったっけ?
右のトラビス君か。

皆さん、おかえりになりました。

セレネ「あの、バート様……」

キャッチボールだよなぁ。
でもそんな事している場合じゃないの。

ほほう。『最高』とは、『素晴らしい』より上なのかな?

それはさておき、誕生日プレゼントをあげるルールです。

既にギター、ピアノ、ドラム、ヴァイオリンは持っているので、エレキギター。
持たせていたって、使ってくれないけどね。

さて、木曜日のお祭りですから、お祭りに行きますか。

バート「セレーネと一緒に写真を撮るのも、これが最後か……」

無粋な電話は、ダラス・シャロ―氏からのデートのお誘いでした。
勘弁してください。お断りだー!

バート氏の人間関係は、こうです。
なんでオスカー君、こんな位置に入って来たのかなぁ?
朝の時点では三位以内には入っていなかったし、バート氏と会話していた様子は全くなかったんだけれど。

何はともあれ一休み。

暗くなるまでくつろいで、帰ります。
バート氏は何もしませんでした。疲れたのかな。

セレーネも疲れていて眠いんですが、片付けをしないと、猫ズが困ります。

今日撮ってきた写真です。
これが最後となります。

片付け終えて、セレーネは休みました。

そんな様子を窓の外から見ているバート氏。

バート「セレーネ。お前は誰と結婚するんだ?」




バート「私が考えても仕方がないな。セレーネが決める事だ」

若年になったら、結婚しなければならないルールです。
もう相手は決まっているんですが、先に卒業式をやりましょう。
卒業出来るといいな(たまに卒業出来ないことがある)。