なよ竹のかぐや 15

15日目(冬)日
バート氏が食事を作るようです!
明日はセレネの誕生日。
今までセレネに食事は要りませんでしたが、明日からは必要なのです。 
執事は食事を作っていませんでしたし、バート氏一大決心、というところでしょうか。

料理スキルなんて、もちろんありませんでしたよ。
やはり『覚悟』が必要だったんですねw

普通に出来上がりました。良かったです。

バート「うん。悪くはない」

セレネが起きていますよ。
プラムボブが黄色なのは、お腹が空いているからなんですが、体力も回復していません。
昨日、一番遅くまで起きていましたからね。

ミルクです。

執事「しまった! 寝過ごしたか!」

昨日はセレネより先に寝てますしね。なのにセレネより遅いって……。

セレネ「ひつぢしゃん、おしょい」
執事「申し訳ありません。セレネ様」

ん? 執事。セレネを抱き上げて、どこへ?

うん。まぁね。体力は減っているので寝かせたい気持ちは判るんですが、
緑色状態では寝ませんよ?

『際限なく働く』状態のバート氏に『ガーデニング』スキルがついて、なんで? と思ったら、タブキャストやってましたね。

そうそう! 昨日、郵便で頂いた上司からの贈り物ですが、これは何かの暗示のようで、怖いですので売らせていただきます。
§1,450でした。お高いものでしたね。ありがとうございます。

冬の初日です。雪が降ってきました。

日曜日ですから出かけなければいけません。
セレネのお着がえも済ませました。

バート「うーん。雪では公園という訳にもいかないな」

図書館にしましょう。

ジミー・スプロケットの本三冊はまだ読み終えていませんでした。
これはケージは出ないのかな?

あっさり読み終えたので、あとはバート氏の読書。
魅力スキル本3巻です。

二度目の執事の支払いが来ました。
上司からの贈り物を売っぱらったおかげで払えた、なんて言えない。

本を取り出してくださってありがとうございます。
でも眠くて駄目です。体力半分で出かけてきてますからねぇ。

ぎゃん泣き。

ふくれっ面も可愛い。

バート「判ったから。いい加減にしなさい。ここは静かにする場所ですよ」

バート「まったく! 聞き分けのない子だ」

タクシーの中でもぎゃん泣き。

バート「お手上げだ」

眠いんだから、寝かせようとしたんでしょうが……。

お腹も空いているのでした。

食事をしながらも、眠気を訴えております。
眠いならさっさと食べようよ。

もうぐちゃぐちゃです。
バート氏にはなすすべもありません。

執事が寝かしつけてくれるのかと思えば、降ろして放置。

セレネ「ひつぢしゃんのばかぁ」
バート「軍では幼児のあやし方など習わぬからな」

バート「食事はしたのだし、もう眠れるだろう? いい加減ぐずるのはやめなさい」

酷い状態です。

バート「明日はセレネの誕生日だ。金はいくらかけても構わん。盛大にやろう」
執事「……旦那様(世帯の資金は§1,000を切っておりますが)」

小銭稼ぎに『際限なく働く』。
フリーウィルですけどね。





執事「お先に休ませていただきます」
バート「あぁ、お休み」

幼児期15日間、って長いですぅ……。