なよ竹のかぐや 06

6日目(金)夏
まだ寝ているのに、セレネが起きるのを待っている執事。
他にする事ないんかい、と思うんですが、ないんですよ。

 バート氏は『際限なく働く』。執事のお給料が高額だからね。働かないと。

セレネの世話をしようと仕事を止めたって、待ち構えていた執事に敵うわけがない。

でも執事はセレネをベッドから出しただけなので、バート氏が食事担当。

さて、お迎えが来ました。仕事に行きます。

お。時給が§14上がりましたね。

だいぶ稼げるようになってきました。
もうフォーマルのままでも驚かないよ。

昇進しました。
これで、上司と並んでしまいましたよ。

執事は……なぜ洗濯物を放置する?
目の前に洗濯ロープあるでしょうに。

セレネに食事をさせようと、ベビーチェアに入れたところで電話。
執事! 食事なんだってば。出すんじゃねぇ。

電話は上司。
こっちからあれこれしなくとも、マメに電話をしてくる上司です。

執事の位置からすれば、セレネを降ろすようです。

やっと洗濯物を干しましたね。

セレネを捕まえて、食事。

バート氏が冷蔵庫に向かったので、料理するか? と期待したんですが、昨日のホットドッグでした。
そうだね。それも食べないと勿体ない。

冷蔵庫の味』ですけれどね。

皿の片付けは執事に任せましょう。
さて、本を読みましょうか。

まだ読んでいない本がたっぷりあります。
でもそんなところ(ベッドが向かい合った狭い寝室)で読書をされると、正面からの写真が撮れない。

眠くて、一冊読み終えられませんでした。
このペースで終わるのか?

執事の所へ行ったのか、と思ったら通過。
おまるですね。エライエライ。

お茶を飲みにリビングに戻るかと思ったら、バート氏は寝てしまいました。
目の前ベッドではね。

セレネ「ばーとしゃん……」
執事「旦那様はもうお休みですからね。セレネ様もねんねですよ」

不満そうではありますが、すぐ寝ちゃいます。

十時半ちょっと前、です。
執事、出来ればおむつは替えて欲しかったよ。無理だけど。




寝室はこれだけ。
二段ベッドなのは、いずれセレネに使わせる為で執事用ではないんですが、それまでには引越したいなぁ。