セレブママはお騒がせ 56

第七子マトローナの誕生日 子どもから十代へ マトローナ補導
マトローナの誕生日です。
毎度のことですが、朝からパーティーです。
(マリエさん、昨日の仕事着のままだ)

すっかり寂しくなったお祝い風景です。

へんし~ん、

サイコロ特質は『便利屋』でした。
なんだろ。この子は発明家でも目指した方がいいんだろうか。

あ、CAS画面の画像がない。
この子が一番マリエさんに似ていると思うので、マリエさん若かりし頃の髪にしてみました。

こんな感じです。
髪と服の変更(+化粧)しかしていません。

エイプリル「今日からあたし一人で学校行くの?」
マトローナ「そうよ。行ってらっしゃい」

ハリエットが育つまで、エイプリル一人になっちゃったね。

マリエ「マシューさんの所に行ってくるから、留守番していてね」
マトロ「はい、ママ」

マトローナは今日は学校が休みですし、シッターさんを頼まずに済みます。

おお。いかにもセレブな豪邸っぷりだぞ。
でもマリエさん、その格好はあんまりだから、着替えましょう。

マリエさんが部屋に入る寸前に、寝やがりました。
今の今まで起きていたのに。

申し訳ないけれど、起きていただきます。
後がないしね。

服も着替えて頂きました。
話すこともないんですが、サインは貰っておきましょうか。

家族の話を振ったのか?

マシュー「君の娘、マトローナ? 若い頃の君によく似ているね。昔を思い出すよ」
マリエ「失礼ね。私はまだ若いわよ」

マシュー「そうだね、君は若く美しい。私にもう少し時間があれば」

実際、マシューさんとマリエさんの人間関係は親友レベルです。仕事が同じだからかな?
今でもマメにラブレターやプレゼントを贈ってくれています。

同じ元カレでも、バリーさん、ウェインさんとは、『元カレ』というだけの知人最低レベルになっています。

マリエ「あら、何を言ってるの。今からでも結婚する?」
マシュー「やめとくよ。残り少ない寿命が尽きてしまう」

マリエさんの仕事の時間となりましたが、マシューさんも出勤するようです。
マリエさん、それ、テレビ女優の制服?

お迎えはないんですね。
マシューさんは自分で運転して出かけました。

マリエさんのお迎えは、家の前に来ているんですが、自分で運転して出かけます。
ごめんね、送迎の方。

留守番のバーサ。
おもちゃ箱に入っちゃう幼児、可愛い! 
大好きなんですが、上の子たちはあんまりやってくれなかった。
本を読ませてばかりだったので、おもちゃで遊ぶことが少なかったのよね。

マリエさんが仕事を終えて帰ってきました。
マトローナに車の運転を教えなきゃいけません。

相変わらずすごい音なんですが……。

橋の上で二人佇んていた所に、マシューさんの訃報が入りました。
マトローナは、走って帰るところ(マリエさんの背後)。

マトローナの姿が見えなくなっても、マリエさんはずっと雨の中、一人佇んでいました。

は?
まさかうちの子じゃないよね? もう坂を上っちゃったはずだよ?

マトローナかよぉ。
マリエさんはまだ橋の途中にいますが、動けません。

マトローナはリトラー家の前あたりまでは行っていたはずなんですが、しっかり呼び戻されましたね。

マリエさん、フリーズですか?
コントロール不能となっていました。

理不尽です。
深夜の外出といったって、親が一緒だったじゃないですか。
『運転を教える』を出したのはマリエさんですよ。 なのに叱られてしまう十代。

シッター君、遅くまでご苦労様でした。




『外出禁止』となってしまったマトローナですが、バーサの相手をしてくれました。
ごめんね、マトローナ。
マリエさんはマシューさんが亡くなって、ちょっと変になってる、と思ってあげてね。