セレブママはお騒がせ 13

四人目の父親候補:ロミオ・レイク氏
執事を雇いました。家が無駄に広いので執事さん用の部屋も作れます。
おや。女性でしたか。きりりとした美人ですね。
女性の方がいいと思います。男性ではややこしいことになりそうですから。

早速散らかったおもちゃを片付けてくれましたが、本はそのまま。
これは本棚がないからかな? 中央奥の本棚じゃ仕舞えないのかな?
いえ、いいんです。その本、読みかけですから仕舞って欲しくないのです。

カミラ「マリエ様。お出掛けになるのでしたらどうぞ」
マリエ「そう? あとは宜しくね」

実は『チャンス』で、『サイン会』があるのでした。
書店に行かなければなりません。

ちゃんとやってくれるのかなぁ、とマリエさんのサイン会中(暇なので)は見ていたんですが、ミルクも貰えますね。良かった良かった。
ボーンヒルダさんはくれないからねぇ。

かなり適当な本のようですね。

セレブさんがいたので、ご挨拶。

あ、この方、『カイ・レイコ』さんとおっしゃるのですが、ボーイッシュな女性だと思ってまして、今までスルーしてました。
『カイ』が名前で『レイコ』が苗字でしたね。男性だぁ。

でもプレイヤーの好みじゃないです。

話は弾んでいるようなので、放置します。

プレイヤーは辺りを探すのです。
どっかにイケメンor興味深い顔はいないかぁ~?

あらあら。気付いたら会話は終わっていて、マリエさんはこっちの二人に興味を移していました。
手を振って、話に交じる気満々です。

その指差しは何だ? 触る気か?

マリエさんはこちらの方の方がよろしいようです。
ポンポンとプラスが上がる。

そこにヴァンパイアさんが割り込んできました。

サインをねだられたのでした。
そりゃあね。五つ星セレブだからね?
でも、サインをねだられたのはこれが初めてですw

マリエ「ごめんなさいねー。お話、どこまででしたっけ?」
ロミオ「いやいや、話などどうでも」

いなくなるかと思ったら、ちゃんと残っていてくれましたねぇ。

『弾みのキス』行きます。

花も贈っちゃいます。

『交際を申し込む』出ました。

マシューさんのような『制約嫌い』でなきゃ、断れないだろう?

勿論OKでした。
さて、どうしようかな。家には執事さんがいるしなぁ。

ここでいいじゃん。

ハートは散りませんでしたが、チャイムは鳴りました。

マリエ「やったね」

さて、お別れの時間です。

ロミオ「な、なんですか、いきなり」

えぇいつもいきなりなんですよ。

下がりすぎな眉毛が可愛いじゃないですか。

凄いなこの方。
『元カレ』になっても、緑色はこれ『親友』レベルでしょ。

お腹が空いたマリエさん。採って来たばかりの新鮮キノコを食べちゃいました。

呆れたかな? 帰って行かれました。

マリエ「私だって、結婚したいんだよ」

気を取り直して次行きますか。
アポロさんがいたのでご挨拶しときます。
道路の赤い車はロミオさんの車です。今帰るところ。

決して好みではないんだけれど、褐色肌に銀髪というのは面白いなぁと思いましてね。
でもこの方とは相性が悪いのか、ずっと知人レベルです。
初対面だったロミオさんなど、自己紹介で『友達』でしたけどね。

やっと友達になれたので、フレンドリーなハグをしてお別れ。
ベンチがダメな吹き出しはずっと出ていますが、多分ワンコが壊したんだと思います。

マリエさんが帰るより先にカメラを家に移動させると……。
執事さん、大したことないね。
赤ちゃんは黄色のプラムボブ。ウェンディは床で寝てます。

しかもマリエさんが帰宅すると、仕事してますよ的に、赤ちゃんを抱き上げました。
黄色通り越して真っ赤ですよ。
執事さんはベビーシッターではないとはいえ、ひどいなぁ。

幼児二人がそろっておまるなのは、プレイヤーがそれぞれに指示したからです。

長女バーバラのおむつもひどい状態でした。

眠いんだよね。一人でベッドに入っては寝られないもんね。
執事さん、子供がぐずるのは嫌でしょうけれど、その態度はなぁ。

長女を先に寝かせて、次女(床で寝ていた為体力は少し回復しているので後回し出来る)を寝かせようとしていたんですが、執事さんが抱き上げました。

ベッドに入れてくれるのかと思ったら二階へ。
二階にベビーベッドはないですよ? マリエさんのダブルベッドしかありません。

バスタブのふちを椅子替わりですか?

イスがなければ、これをやるのは判るんですが、椅子はあちこちにありますし、執事さんの部屋にもラウンジチェアは設置してあるんですよ。

プレイヤーに見られたからか、降りてきましたけれども、そこに降ろしちゃいますか。
ベッドに入れてくれればそれで終わりなんですけどね。

結局マリエさんが、寝ぐずりする次女をベッドに入れました。

マリエ「なんなの、あの人」

 後になって思えば、この時解雇していればよかったんです。